沖縄でのこと

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平成21年1月19日 妻の実家がある沖縄に行った時の話です。             
義兄の突然の死 妻にとっても私にとっても悲痛な旅であったのですが 
悲しみのなかにも時が流れ義兄の納骨も済ませ、妻の弟夫婦と 一時悲しみから逃れるように 
沖縄本島北部の名護城(ナングスク)に三分咲き程の緋寒桜を見に立ち寄りました。
車で一気に名護城の丘にのぼり 
ソメイヨシノに比べ花弁が小さくピンク色が濃い桜に癒されながら ゆっくりと丘を下り 
中腹程に 眼下に眺望がひらけた場所を見つけ 名護市街や名護湾を眺めながら
ふと振り返り見上げると石碑が目にとまり
刻まれた文字の中に同じ姓である稲垣の文字だけが 
はっきりと読み取れました。                                    
沖縄で稲垣の文字とは、不思議な気持ちに追い立てられながら石段を登り、石碑を間近に読むと
それは稲垣国三郎作 ” 白い煙・黒い煙 ” の記念碑で有ったのです。
沖縄生まれの妻と、40数年前の学生時代に知り合い今日に至っていることを思う時
もっとそれ以前の 大正6年に沖縄県師範学校教諭兼附属小学校主事として稲垣国三郎氏が
沖縄に 赴任し、教育方法論だけでなく教え子や父兄との精神的な結びつきを心掛け
こよなく沖縄を愛し続けたと言われているのを知ったとき
自分も沖縄が好きで 沖縄の人たちの生活の場の片隅に 親戚と言われ座している
我が身を幸せ者と言わざるを得ない。
 
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by inagaki_sokuryou | 2009-03-06 15:01 | 先代のひとりごと  

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